色の唄 其の一
色:夕暮れ色


橙の 帰り道 もうひとり 私がいる
歩いても走っても 彼女には 追いつけない

今日もまた 帰り道 目の前に 彼女がいる
追いついて並んだら 話すこと 山のようで

刺激を感じないまま明日になる
寂しい気持ちだけ心に残る

前を見れば 夜の藍 振り返れば 陽の朱
合間を駆ける空の色は 複雑な心の鏡

それはきっと今の私

二人きり 町中で 言葉なく 話している
すぐ側にいなくても すぐ側に 感じている

気が付くと 町中で 暗闇が 幅を増して
満たされた私達 消えていく 一人の私

明日の前に見つけた刺激の粒
穏やかな心を今手に入れた

上を見れば 夜の藍 振り返れば 陽の朱
合間を駆ける空の色は 包み込む心の鏡

それはきっと今の私

上を見れば 夜の藍 振り返れば 陽の朱
わずかな時間の空の色は 変わりゆく心の鏡

それはきっと今の私

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